ロータリアンとは

活動の様子

©Rotary International/Alyce Henson

所属する全ての会員はロータリアンと呼ばれ、「奉仕の理念」を広め、その価値を高めてゆくこと、そして、個人生活・職業生活・社会生活等、人生のすべての面で、「奉仕の理念」の研鑽と実践を行う人である、ということができます。

交流やボランティア活動を通じて視野を広げ、会員同士の友情や地域社会との絆を培っています。

4つのテスト

 
活動の様子

©Rotary International/Alyce Henson

 

ロータリーの哲学を端的に表現し、職業奉仕の理念の実行に役立つものとして、「4つのテスト」と呼ばれる行動基準がも設けられています。

このテストは、シカゴのロータリアンであり、後にロータリー創始50周年(1954-55)に、国際ロータリー会長を務めたハーバート J. テーラーが、1932年の世界大恐慌のときに考えたもので、商取引の公正さを測る尺度として、以後、多くのロータリアンに活用されてきました。

4つのテストは、今日のロータリーの基本理念の一つとなっており、ロータリー精神が簡潔かつ的確にまとめられています。そして日常の商取引・産業活動におけるロータリアンの自己評価のための指針となっています。

  1. 真実かどうか
  2. みんなに公平か
  3. 好意と友情を深めるか
  4. みんなのためになるかどうか

ロータリアンの行動規範

ロータリアンとは

©Rotary International/Alyce Henson

活動の様子

©Rotary International/Alyce Henson


ロータリアンは「超我の奉仕」をモットーとして、ロータリーの目的や4つのテストを基本理念とする価値観(奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップ)を大切に行動しなければなりません。

  1. 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する。
  2. 取引のすべてにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の 念をもって接する。
  3. 自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、特別なニーズを 抱える人びとを助け、地域社会や世界中の人びとの生活の質を高める。
  4. ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。